エマ / Emma

色の魅力と、
選ぶ楽しさ。

 

   やきもののボディを彩る要素である「釉薬」。
釉薬による表現の幅は無限大で、昔から陶芸の先人たちを魅了してきました。

 いま、私たちが器を選ぶ際に、一体何に魅了されてその器を選ぶのでしょうか。

その要素の一つはやはり、そのものが持つ「色」にあるのではないかと思います。

 その「色」の魅力というものは、単体で成立するときもあれば、
他の色と組み合わせたときに何倍ものパワーとなって発揮されることがあります。
器と料理の関係もそうで、その関係がうまくいくと、器という舞台の上でまるで料理が踊り出すよう。

 Emmaの場合、器と器の関係も色で結ばれています。
ミント・ナイト・オーカーと、響きの良い三色がそれぞれを補色し合い、質感も表情も異なる中でとても良い関係性を保っています。

 何色かテーブルに並べてみてもとても絵になる器です。
思わず立ち止まり、どれにしようかと迷ってしまいそうですが、
選ぶ楽しさを味わいながら、じっくりと自分の「色」を見つけてみてはいかがでしょうか。